2017年 1月 の投稿一覧

代謝と掃除の結びつき

今回は新陳代謝についての現段階の考察を記します。

「代謝」とは「食べたものや飲んだものが、体の中で生きるエネルギーとして正常に転化されているか、またそのスピードや質のこと」、と定義します。

代謝がいい状態とは、川に例えると綺麗に透き通ったお水が体内をさらさらと流れている状態です。普段から体は軽いですし、風邪気味になってもどこかしら痛みがあっても、気のめぐりがいいので痛みのひきも治りも早くなります。代謝がよくない状態とは、濁った泥泥のお水が体内を流れている状態。風邪は引きやすいですし、慢性的な体の重さを感じたり、治癒にも時間がかかります。

さて、代謝のスピードや質を決めているのは主に「掃除」と「運動」の2つになりますが、運動よりも代謝の土台となる「掃除」について述べてみます。「代謝をあげるにはまず運動でしょ、なぜ掃除なの?」という声が聞こえてきそうですが、この理由について記します。

家にあるすべてのモノは、自分の心と1つずつ見えない糸でつながっています。玄関に12足の靴があれば24本の糸と、冷蔵庫に40個のモノが入っていれば40本の糸と、本が100冊あれば100本の糸と、洋服が25着あれば25本の糸とつながっています。普段大切に使っているモノであればその糸はピンと張って生きているのですが、使っていないモノ(=ガラクタ)に囲まれていると心とそのモノがつながっている糸の張りが弱まり、体にまとわりついてくるのです。このまとわりついた糸の束が理由で運動したり、行動しようというエネルギーにブレーキがかかりますし、体の重みが増し、体のエネルギーの循環が滞ってくることで、代謝が悪くなってきます。

ここでいう「掃除」とは「使わないものを徹底的に捨てる」ということです。「迷ったら捨てる」です。その結果、自分にとって本当に必要なエネルギーだけが残ってきます。幾重にも重ねられたモノや床に直接置かれていたモノが減ってくると、本来そのモノに宿っているエネルギー(魂、ともいう)が回復してきますので、部屋全体のエネルギーもあがってきます。この空間に住んでいる人もそのエネルギーを受けてエネルギーが高まり、そのおかげで代謝が高まります。

目に見えない世界のことで科学で証明されていることでもないですが、掃除が人体に及ぼす影響というのはことばにするとこういうものだと考えています。本来氣を休める場所である家が自身の氣を奪ってしまう場所にしてしまうのはあまりにもったいないことです。

三通りの食べ方

心と体と魂の関係について造詣が深いリズ・ブルボーさんの「からだの声を聞きなさい」 「五つの傷」 に記されていることでもありますが、食べ方の三通りについて考察します。

人は次の3つのうちのいずれかの状態で食べている、と言われています。
①習慣から食べる
②感情から食べる
③欲望から食べる

①は、朝7時だから、仕事のお昼休みで正午だから、という決まった時間に食べるケースです。人の自然の状態としては日によってエネルギーを必要とする時間もエネルギーの量も異なるので、ランチやディナーを摂らなくてもエネルギーが満たされている時はありますし、普段より早い時間に多くのエネルギーを必要とすることもあります。まずは自分のエネルギーの状態を感じるところからはじめてみましょう。

②ですが、イライラした感情や心のストレスがそのまま食に向かうケースです。心のバランスを崩したり、気が乱れてくると、その気が過剰な甘いものや揚げ物や過度なお酒を自分の体に引き寄せていきます。刺激のかかった状態が刺激を欲するのです。長時間労働、過度なプレッシャー、人間関係の悩み等が続くと、自身の経験からも言えますが、特にこのサイクルに陥りがちです。目の前の食事の内容がいまの心の状態を見事に表現してくれています。

③は食べたいから食べる、ということですが、食べることにとても執着する人は前世で餓死した記憶が今世に出ていると言われています。ちなみに僕も一度は餓死した経験があると感じています(笑)。魂的な話はさておき、これだけ人工的につくられた食べもので溢れている飽食の時代は、命(みこと)のある食事をしっかり選び抜いていかないと添加物や化学調味料という毒が30年、40年、50年という年月を経て徐々に体を蝕んでいきます。

自分の体を守れる人は自分しかいません。自らの体を守る術を身につけていきましょう。

昼寝の効き目

(竹生島の神職宅のわんちゃん)

高校1年生の時から昼寝の習慣がはじまり、昼寝歴26年の小生が昼寝の効用について、現段階での気付きをシェアします。

食後に眠くなることがあるかと思いますが、これは食事の消化活動は臓器に負荷がかかり、体のエネルギーを大きく消耗することが理由です。食後の眠気を我慢していると午後の勉強や仕事のパフォーマンスが著しく落ちるというのが昼寝が習慣化してきた経緯です。「1日3食しっかり食べると病気になる」というのも消化活動でエネルギーを失ってしまう観点から鑑みるとうなずけます。

さて、「仮眠」は”power nap”ということばが存在するように、体にパワーを与えてくれます。 経験上15分以内の昼寝は、その日の朝からのちょっとした疲れと前日寝不足であればその疲れも取り去ってくれます。
1日を2度楽しめる感覚でしょうか。逆に15分以上の昼寝は深い眠りに入り、体がだるくなり、
夜の就寝時間がずれこむ要因ともなり、生活のリズムが崩れがちです。
余談ですが、J.F.ケネディ、エジソン、アインシュタインも昼寝は欠かさずしていたと言われているようです。

実際に昼寝をするにあたり、「場所の確保」と「寝る体勢」が大切です。場所は現実的には自分のデスクやミーティングスペースになるでしょう。「寝る体勢」は個人的にはアイマスク着用での仰向け派ですが、周囲はうつ伏せ派が多いです。昼寝に入るときは「瞑想します」とまわりのメンバーにはお伝えするようにしています。

昼寝をする時間がそもそもとれない場合は、椅子の上で目をつむったり、
交通機関での移動中に目を閉じているだけでも多少の回復を感じると思います。以上、本日は昼寝を正当化するブログでした。

出雲大神宮

2017年初の京都でのお社参拝は亀岡の出雲大神宮からはじまりました。

ご祭神
大国主命(オオクニヌシノミコト)
三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)

2011年に当時のメンターの方にご紹介いただき、はじめて参拝させていただいた時は人も疎らだったと記憶しています。ここ数年は京都一のパワースポット、「縁結び」「長寿」「金運」の御神徳でメディアでもとりあげられていることもあり、観光バスでツアーが組まれるほど人気になっているようです。

こちらは本殿裏にある磐座。
当時雨が降っていましたが、写真のように光り輝くエネルギーが手や足からビリビリと入り、その場で立ち尽くすほどの忘れがたい経験をさせていただきました。特に午前中にお参りして欲しいおすすめのエネルギースポットです。

社務所で名前を書いて参拝できる別の磐座群がありますので、参拝の際はぜひこちらもあわせてお参りください。「元出雲」という名にふさわしいお社だと思います。

交感神経と副交感神経

本日は呼吸に密接に関わる自律神経の交感神経と副交感神経の違いについて。

呼吸をコントロールすることで心の状態を変えることができます。

「息を吸う」とき、交感神経が優位になり、体が引き締まり、心も緊張し、血液の流れが悪くなります。
「息を吐く」とき、副交感神経が優位になり、心も体もゆるみ、血液の流れがよくなります。

PCに向かっている時は、スクリーンにあわせて顔が下向きになりがちで気道が狭くなるので、息を吸いづらく、その結果交感神経が優位になり、肩にも力が入り凝りやすくなります。ですので、ランチタイムやウォーキングミーティングで外を歩く際は空を見上げて「4回吸って7回吐く」意識で吐く事に集中して副交感神経とバランスをとることでリラックスできますし、不思議と肩の力が抜けていくのを実感できるはずです。ちなみに「息を止める」と集中力や注意力は増します。

自宅でのヨガ、ストレッチ、瞑想、入浴時は「吐く」という行為で心と体をゆるめて、なるべく副交感神経優位の状態で就寝できることが心身ともに気持ちのよい朝を迎えるコツの一つです。

「吸う」「吐く」「止める」
この3つはその人の心の状態を決めるとても大切な要素です。