交感神経と副交感神経

本日は呼吸に密接に関わる自律神経の交感神経と副交感神経の違いについて。

呼吸をコントロールすることで心の状態を変えることができます。

「息を吸う」とき、交感神経が優位になり、体が引き締まり、心も緊張し、血液の流れが悪くなります。
「息を吐く」とき、副交感神経が優位になり、心も体もゆるみ、血液の流れがよくなります。

PCに向かっている時は、スクリーンにあわせて顔が下向きになりがちで気道が狭くなるので、息を吸いづらく、その結果交感神経が優位になり、肩にも力が入り凝りやすくなります。ですので、ランチタイムやウォーキングミーティングで外を歩く際は空を見上げて「4回吸って7回吐く」意識で吐く事に集中して副交感神経とバランスをとることでリラックスできますし、不思議と肩の力が抜けていくのを実感できるはずです。ちなみに「息を止める」と集中力や注意力は増します。

自宅でのヨガ、ストレッチ、瞑想、入浴時は「吐く」という行為で心と体をゆるめて、なるべく副交感神経優位の状態で就寝できることが心身ともに気持ちのよい朝を迎えるコツの一つです。

「吸う」「吐く」「止める」
この3つはその人の心の状態を決めるとても大切な要素です。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*