三通りの食べ方

心と体と魂の関係について造詣が深いリズ・ブルボーさんの「からだの声を聞きなさい」 「五つの傷」 に記されていることでもありますが、食べ方の三通りについて考察します。

人は次の3つのうちのいずれかの状態で食べている、と言われています。
①習慣から食べる
②感情から食べる
③欲望から食べる

①は、朝7時だから、仕事のお昼休みで正午だから、という決まった時間に食べるケースです。人の自然の状態としては日によってエネルギーを必要とする時間もエネルギーの量も異なるので、ランチやディナーを摂らなくてもエネルギーが満たされている時はありますし、普段より早い時間に多くのエネルギーを必要とすることもあります。まずは自分のエネルギーの状態を感じるところからはじめてみましょう。

②ですが、イライラした感情や心のストレスがそのまま食に向かうケースです。心のバランスを崩したり、気が乱れてくると、その気が過剰な甘いものや揚げ物や過度なお酒を自分の体に引き寄せていきます。刺激のかかった状態が刺激を欲するのです。長時間労働、過度なプレッシャー、人間関係の悩み等が続くと、自身の経験からも言えますが、特にこのサイクルに陥りがちです。目の前の食事の内容がいまの心の状態を見事に表現してくれています。

③は食べたいから食べる、ということですが、食べることにとても執着する人は前世で餓死した記憶が今世に出ていると言われています。ちなみに僕も一度は餓死した経験があると感じています(笑)。魂的な話はさておき、これだけ人工的につくられた食べもので溢れている飽食の時代は、命(みこと)のある食事をしっかり選び抜いていかないと添加物や化学調味料という毒が30年、40年、50年という年月を経て徐々に体を蝕んでいきます。

自分の体を守れる人は自分しかいません。自らの体を守る術を身につけていきましょう。

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