モノの向き

(蔵書の一部 おそろしく思想に偏りが)

整理と整頓を日日の習慣とし、気持ちのよい空間をつくることで、心が軽くなり、人やその場の波動があがり、ひいては、運が上昇していくために、考えていることをつぶやいてみます。

整理・整頓のための3つの意識。
① モノ本来の向きに正す
② モノを重ねない(モノの上にモノを置かない)
③ 床のスペースを確保する(床に直接置くモノを減らす)

整理・整頓の着手は何はさておき①から。例えば本。横になって寝ていたり、タイトルが逆さまで立っていると、万物にいのちが宿るという神さまの教えをお借りすると、モノ本来のいのちが削られているように感じます。いのちが削られ軽くなることで、その場に気枯れ(穢れ)が生じてきます。気枯れが進むと人の心の闇の部分とつながり、さらにそこにモノが溜まっていくという摂理です。

人の心には光と闇の部分があります。家や職場の気枯れは心の闇の部分を増幅させ、簡単に体調を崩してしまうきっかけになるので特に注意が必要です。

②の身近な例は洋服とかお皿とかでしょうか。これは単純に重ねられた下の方のモノが呼吸ができなくて苦しいだろうな、という理由です。一流と評価されている料理屋や長期的に繁盛しているお店で余計な重なりを見ることは滅多にありません。

③は風水の世界では基本とされていることですが、目指すは美術館やお寺の本堂のような空間ということだと思っています。

お知り合いの宮司の方々は「一番の神ごとは掃除や片付けです」と口を揃えておっしゃいます。21世紀は心や魂の在り方がいままで以上に大切になってくる、と記されている精神世界の著作は多いですが、身の回りのモノの心や魂も同じように大切にすることもあわせて大切だと感じます。

整理・整頓は心の光の部分を維持することに寄与してくれるので、その人そのものを救うことにつながっています。J.S.BachのAir on G stringを聴きながら、自身の心の闇の部分を再確認できた朝でした。笑

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