(ジュンク堂池袋本店)
先日105歳でこの世を去られた明治生まれの日野原さん。同郷ということもあり、身近に感じて講演会を聞きにいったり、時折著書を拝読していました。特に高齢者の方は彼の生き方に元気をいただいていた方も多いかと思います。
彼の著作は5冊ほどしか読んではいないのですが、「生活習慣病」ということばの生みの親だけあって、心身の健康を維持するための一貫したメッセージとしては
「習慣が人をつくる、心もからだも」
「習慣の第一は食事から」
加えて、
「30歳の時の体重と腹囲を維持しなさい」
と105歳まで言行一致を貫かれていました。
医師としての貢献や実績はここで述べるまでもないですが、以下は夢をたくさん叶えてこられたご本人、たくさんの方の死を看取ってきたご本人が100歳を過ぎてからのことばとなります。
「人間はみな未完成で死んでいき、完成などありえません。完成できると考えるのは人間の傲慢です。」
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