ことば

ことばから生きる力をいただく

毎月東京都神社庁から発表されている「いのちの言葉
今月は4年前に他界されたアンパンマンの生みの親、やなせたかしさんからのおことばです。

都内の神社には七夕の短冊のサイズで置いてあるということもあり、特に気に入ったものはカバンの中にひそませて時々読み直すことを習慣にしています。

あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん

という日本語のひとつひとつに言霊がのっていますが、正しく使うとプラスの言霊がやどり、自他のエネルギーを上げていきますし、間違って使うとマイナスの言霊がのって自他のエネルギーを下げたり、凶器となって心を傷つけたりすることにもつながります。

個人的にですが、
「言霊の力をもっとも引き出す」という視点でできるかぎり3つ意識していることは
◯音読みより訓読みのことばを選ぶ
◯無理に漢字を使わずひらがなを選ぶ
◯横書きより縦書きを選ぶ
ということです。

心の健康は日日の生活でつかっている言霊によっても大きく影響を受ける、と感じています。発することばは自分の耳が一番近くにあり、音の伝わるスピードを考えても一番先に聞いています。

人生は言霊によってつくられる。
目に見えないものも目に見えるものと同じように大切にしていきたい、とあらためて思った朝でした。

心は老いない

心は老いない

2009年あたりから時間さえあれば日本中をいろいろと旅をするようになり、
神社やお寺にある「これはいいことばだな」と思ったものは写真を撮って
「ことばたち」というフォルダを作ってデジタルで整理している。

氣が向いた時にそのフォルダを見返すが、
ことばに助けられることが多いな、ことばの力は計り知れないな、
と実感させられている。

肉体は年を重ねるにつれて老いてきても、心は老いない。

むしろ純度を増して「子ども心」というものを日日練り上げていきたいものです。

 

いい習慣は才能を超える

最近思うことですが、
人間の才能にはほとんど差異はない、と感じます。
一人一人の強みと弱みには違いや個性がありますが、その総面積にはほとんど差異はない、と感じます。

では、どこでその結果や成果に違いが出るかと言われると、
誰にでも平等に与えられている1日24時間という命の使い方、
すなわち、日々の生活の習慣が一番影響を与える要因なのではないでしょうか。

  • 何を日々の習慣に取り入れるのか
  • 何を日々の習慣から外すのか

日々の生活の習慣は今まで考えてきたことの集大成ですし、
いまの自分の心と心の状態が投影されているものです。

心を磨くこと、考え方を進化させること、行動すること、
生涯勉強ですね。