考え方

代謝と掃除の結びつき

今回は新陳代謝についての現段階の考察を記します。

「代謝」とは「食べたものや飲んだものが、体の中で生きるエネルギーとして正常に転化されているか、またそのスピードや質のこと」、と定義します。

代謝がいい状態とは、川に例えると綺麗に透き通ったお水が体内をさらさらと流れている状態です。普段から体は軽いですし、風邪気味になってもどこかしら痛みがあっても、気のめぐりがいいので痛みのひきも治りも早くなります。代謝がよくない状態とは、濁った泥泥のお水が体内を流れている状態。風邪は引きやすいですし、慢性的な体の重さを感じたり、治癒にも時間がかかります。

さて、代謝のスピードや質を決めているのは主に「掃除」と「運動」の2つになりますが、運動よりも代謝の土台となる「掃除」について述べてみます。「代謝をあげるにはまず運動でしょ、なぜ掃除なの?」という声が聞こえてきそうですが、この理由について記します。

家にあるすべてのモノは、自分の心と1つずつ見えない糸でつながっています。玄関に12足の靴があれば24本の糸と、冷蔵庫に40個のモノが入っていれば40本の糸と、本が100冊あれば100本の糸と、洋服が25着あれば25本の糸とつながっています。普段大切に使っているモノであればその糸はピンと張って生きているのですが、使っていないモノ(=ガラクタ)に囲まれていると心とそのモノがつながっている糸の張りが弱まり、体にまとわりついてくるのです。このまとわりついた糸の束が理由で運動したり、行動しようというエネルギーにブレーキがかかりますし、体の重みが増し、体のエネルギーの循環が滞ってくることで、代謝が悪くなってきます。

ここでいう「掃除」とは「使わないものを徹底的に捨てる」ということです。「迷ったら捨てる」です。その結果、自分にとって本当に必要なエネルギーだけが残ってきます。幾重にも重ねられたモノや床に直接置かれていたモノが減ってくると、本来そのモノに宿っているエネルギー(魂、ともいう)が回復してきますので、部屋全体のエネルギーもあがってきます。この空間に住んでいる人もそのエネルギーを受けてエネルギーが高まり、そのおかげで代謝が高まります。

目に見えない世界のことで科学で証明されていることでもないですが、掃除が人体に及ぼす影響というのはことばにするとこういうものだと考えています。本来氣を休める場所である家が自身の氣を奪ってしまう場所にしてしまうのはあまりにもったいないことです。

昼寝の効き目

(竹生島の神職宅のわんちゃん)

高校1年生の時から昼寝の習慣がはじまり、昼寝歴26年の小生が昼寝の効用について、現段階での気付きをシェアします。

食後に眠くなることがあるかと思いますが、これは食事の消化活動は臓器に負荷がかかり、体のエネルギーを大きく消耗することが理由です。食後の眠気を我慢していると午後の勉強や仕事のパフォーマンスが著しく落ちるというのが昼寝が習慣化してきた経緯です。「1日3食しっかり食べると病気になる」というのも消化活動でエネルギーを失ってしまう観点から鑑みるとうなずけます。

さて、「仮眠」は”power nap”ということばが存在するように、体にパワーを与えてくれます。 経験上15分以内の昼寝は、その日の朝からのちょっとした疲れと前日寝不足であればその疲れも取り去ってくれます。
1日を2度楽しめる感覚でしょうか。逆に15分以上の昼寝は深い眠りに入り、体がだるくなり、
夜の就寝時間がずれこむ要因ともなり、生活のリズムが崩れがちです。
余談ですが、J.F.ケネディ、エジソン、アインシュタインも昼寝は欠かさずしていたと言われているようです。

実際に昼寝をするにあたり、「場所の確保」と「寝る体勢」が大切です。場所は現実的には自分のデスクやミーティングスペースになるでしょう。「寝る体勢」は個人的にはアイマスク着用での仰向け派ですが、周囲はうつ伏せ派が多いです。昼寝に入るときは「瞑想します」とまわりのメンバーにはお伝えするようにしています。

昼寝をする時間がそもそもとれない場合は、椅子の上で目をつむったり、
交通機関での移動中に目を閉じているだけでも多少の回復を感じると思います。以上、本日は昼寝を正当化するブログでした。

玄関の手入れ

(明治天皇伏見桃山稜)

年の瀬ということもあり掃除ネタを。
玄関の手入れについての現段階での気付きをシェアします。

自宅はその人の氣を休め、1日のつかれを癒やす場所です。

特に人の顔にあたる玄関、お店の顔にあたる玄関のスペースがごちゃごちゃしていたり、床が汚れたりしていると風水の本でもよく綴られていることですが、その人のエネルギーや運を徐々に下げていきます。

玄関の手入れの原則としては
◯靴を出しておくのはお一人様一足まで▶2足以上置くと無駄な波動が出てエネルギーの流れが滯ってくる
◯床は拭き掃除でピカピカに磨く▶床という顔はいつも綺麗にして笑顔やツヤを絶やさないようにする
◯色や香りを使って明るく華やかな雰囲気を維持する▶守護霊さんやご先祖さまも明るく華やかな場所を好みます
の3つです。

上記3つだけなら10分もあればできますし、これをやると他の場所もきれいに掃除をしたくなってくるので不思議なものです。生きた食べ物は体のエネルギーになりますが、手を入れての掃除は特に心のエネルギーを増やしてくれるので幸せな気分になります。

神社の玄関にあたる鳥居のように普段から自宅の玄関を美しく保っていれば、いつも氣を休めることのできる場所になりうるということでこの写真(神社ではなく御陵ですが)を使わせていただきました。

自宅をエネルギースポットにしていきましょう。

断捨離とダイエットの密接な関係

壱岐

(壱岐の海)

断捨離とダイエットとの密接な関係について。

断捨離には大きく3種類あります。

▶︎家や会社にある目に見える物、ハード面の断捨離

▶︎デジタルファイル等、ソフト面の断捨離

▶︎胃腸の中をデトックスして洗い流す、カラダの中の断捨離

目に見えるものも目に見えないものも、
1つずつ1つずつ、すべて、自身の心と見えない糸でつながっているので、
自分にとって必要ないもの、すなわち、ガラクタに囲まれているほど、
そのエネルギーが体にとりつき、身動きがとりづらくなり、
「新しい行動」をするエネルギーを奪われています。

そして、ガラクタに囲まれているほど、
自身の体にガラクタの無駄なエネルギーを溜め込んでしまうので、
太りやすく痩せにくくなります。

さらに、行動が一番未来を変える力になるので、
ガラクタに囲まれて行動するエネルギーを奪われると
人生の運気が下がり、衰退の方へ向かわされます。

「捨てる」「手放す」という行動には、
「取り入れる」時以上のエネルギーが必要となります。

日頃から身の回りをシンプルに整理して、
心身のエネルギーを高めていきましょう。

現代栄養学のベース

fruit

現代の栄養学を知るために近代の栄養学の源を探りにいくと、
19世紀半ばにドイツのベルリン出身のカール・フォン・フォイト博士が

「肉 牛乳 卵がもっとも栄養価がある」

と推奨したことに端を発する、という説がある。

個人的な人体実験で10日間ほど毎日昼と夜に肉食にしたことがあるが、
いつもよりイライラしたり、人に対して感情的に攻撃的になる、というのが感想です。心が穏やかな状態とは離れていく感覚です。

フォイト博士の発言の背景には、
当時のドイツで軍隊に所属する人を増やす為に
高タンパク質の食事を促す「商業と軍事の癒着」を指摘する声もある。

自分の心と体と向き合って何が本物か、何が自然なのか、
をちゃんと見極める必要があります。

メディアから離れてみて

2005年の暮れからテレビを観る行為と日経新聞を読む行為を日々の習慣から外してみた。

20代に在籍していた金融業界から教育業界への転職で心機一転、
「仕事に専心する」為の環境づくりが一番の理由だが、
テレビや新聞から得る情報にそもそも本質的な価値を感じなくなっていた、ということもある。

この習慣を取り入れてからの約10年の雑感をメリットとディメリットに分けて考えてみた。

【メリット】

  • 本を読んだり、自然に触れたり、自分と向き合い心身を整える時間が増える
  • 世の中がどう動いているのか、目に入るものや人間の観察から何かを感じ取ろうとする能動的な意識が高まる
  • テレビを捨て部屋の物が減るので心がすっきりし、同時に体に浴びる電磁波からの解放で体の健康を取り戻せる
  • 夜早く就寝し、朝早く起きる朝型のリズムが定着しやすくなるので、朝の時間を有効に使え、仕事での成果が出しやすくなる
  • 本当に大切なものや物事の本質が見えやすくなり、心に余裕ができてくる

【ディメリット】

  • 人前で話したり、人との会話におけるちょっとした場作りや話題作りの材料に欠ける
  • 自宅での映像での芸術や娯楽の鑑賞の機会がほぼなくなる

知識や情報の引き出しはあるともちろん便利だが、
生きていく上では生身の行動や経験から醸成された知恵が大事なところでその威力を発揮する。

特にテレビの普及は1964年の東京オリンピックくらいからでまだ50年、と半世紀にすぎない。インターネットの普及はさらにこれより短く、四半世紀ほどにすぎない。

目の前の現実に起きていることの「本質」や「真実」をしっかり見極めて
自分の道を地に足をつけてしっかりと歩みたい、
とあらためて思う。

いい習慣は才能を超える

最近思うことですが、
人間の才能にはほとんど差異はない、と感じます。
一人一人の強みと弱みには違いや個性がありますが、その総面積にはほとんど差異はない、と感じます。

では、どこでその結果や成果に違いが出るかと言われると、
誰にでも平等に与えられている1日24時間という命の使い方、
すなわち、日々の生活の習慣が一番影響を与える要因なのではないでしょうか。

  • 何を日々の習慣に取り入れるのか
  • 何を日々の習慣から外すのか

日々の生活の習慣は今まで考えてきたことの集大成ですし、
いまの自分の心と心の状態が投影されているものです。

心を磨くこと、考え方を進化させること、行動すること、
生涯勉強ですね。

 

死ぬときに後悔すること

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(早朝の賀茂川)

死ぬときに後悔すること25

今まで1000人の方の死を目の前で見届けてきた終末期医療の専門家である大津秀一さんが記されたものです。

この本を選んだのは、自身の人生のミッションをあらためて明文化する上で、
この世を去る間際に、
人はどのような感情が湧き出てくるのか、
人はどのような想いを抱くのか、
を知っておいた上で思考したかったからです。

25種類の後悔の内容が
「健康・医療編」「心理編」「社会・生活編」「人間編」「宗教・哲学編」「最終編」と6つに分かれており、
それぞれに患者さんとの心のこもったやりとりが紹介されています。

その中でも以下の3つが頻出しており、特に個人的な共感を誘いました。

  • 健康を大切にしなかったこと
  • 自分のやりたいことをやらなかったこと
  • 会いたい人に会っておかなかったこと

「人の一生は、実にあっという間のものである。」
これは等しく皆が言い残した言葉です。

そして、だれにでも等しくいえることは
その人がこの世に生をうける前に予め決めてきた天寿に対して確実に1日ずつ近づいている、ということです。

「いつか」というものは存在せず、
「いま、この瞬間、思い立ったら即行動する」ということの大切さにあらためて気付かせていただきました。

この世を離れる前日まで圧倒的な健康を維持し、生涯健康で仕事を楽しみ、やりたいことをすべてやりつくし、翌朝目が覚めずに笑顔で永眠する、という今世での終焉をいまのところイメージしています。

「悟り」とは「差とり」

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(宇治 平等院鳳凰堂での空)

だれでも一生懸命生きています。

だれの人生も波乱万丈ですし、
平凡な人生であれば生まれてくる意味はない、と感じます。
波乱万丈のその中にこそ色々な学びや気づきがあり、
人としての成長と進化、魂の成長があります。

結局、人は自分の道しか歩くことができないようですね。

その道をてくてく歩いている中で「いまの自分がすでに幸せ」であると思うこと。
ここに気づいて感謝できることが人生の本当のスタート地点なのではないか、
そんなことを考えます。

人間の一番の欲求と言われている「自己の重要感」。
この欲求を日常の生活の中での鍛錬で少しずつ少しずつ削っていき、
他人と自分の中の差を徐々になくしてその距離を近づけていけるか。

この修行は生涯かけてのことだと思いますし、どうやら天井はなさそうです。
まず、すぐにできることは、いついかなる時でも気元をよくして
「笑顔」を世の中に発信していくことでしょうか。

「悟り」とは「差とり」である。

と、ある成功者がそうおっしゃっていました。

日常の修行は続きます。

潜在意識の活用

先日、「潜在意識の活用」について
日本一のマーケッターである神田昌典さんのお話をお伺いする機会がありましたので
この場でシェアさせてください。

潜在意識は顕在意識の10,000倍の力を発揮する、と言われていますが、
これは売上を上げるため、仕事以外で成果をあげるためにも使わない手はない、
ということを言われていました。
(ちなみに、潜在意識の力で自身が4年前にかかったガンを克服した方法を分かりやすく教えてくれました。)

これはダイエットでも何においてもあてはまります。

まず未来に120%ハッピーになっている自分のストーリーや姿を達成した時の感情とともに明確にイメージを描いてから行動する、ということです。
(手帳やノートに書き記した方がイメージしやすいので実現の可能性はあがります。)

先に未来を明確に描いておくと、いまの自分では実現がむつかしいと思っていても
潜在意識が勝手に仕事をしてくれるモードに入ります。

未来から必要なエネルギー、必要な人、必要なお金等が流れてきて
自身が思い描いていることが面白いように実現していきます。

逆に、時間が過去から現在そして未来に流れていると思っている方は
仕事においてもダイエットにおいても成果が出づらいのは過去の自分のストーリーに縛られ、そのストーリーや価値観を書き換えられていないからです。

ダイエットに失敗している自分▶︎ダイエットに成功している自分
仕事で成果が出ていない自分▶︎仕事で成果を出している自分
ガンがある病気のある世界▶︎ガンが治り病気のない世界(神田さんの場合)

このように書き換えて、未来の自分を先に創ってしまえばいいのです。

ほとんどの人(自分も含め)は顕在意識しか使っていませんので、本来の自分の力も出せていなければ、過去の自分の価値観や状況に捕われて身動きがとれないのです。
その分余計に努力する量が増えてしまいますし、努力の割に成果が出づらいのです。

未来を明確に描けば描くほど実現するのですから、せっかく人間に与えられている潜在意識を使わない理由はないですね。

自身も肝に銘じて実践します。

ピラミッドのことば

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紀元前4000年以上前に造られたエジプトのピラミッドに
刻まれている言葉を送ります。

いまの世の中を予言しているようなことばですね。

「我々が食べているものの殆どは余分なものといって良い。
人は食べたものの四分の一の栄養で生きているに過ぎない。
残りの四分の三は病気の原因となり、
そのお陰で医者は暮らしていけるのである。」

「原因と結果」の手前に

メディア・ネット・本 ▶︎ 情報 ▶︎ 選択 ▶︎ 原因 ▶︎ 結果

日本一の実業家である斎藤一人さんも言われていますが、

「いまのあなたは考えてきたことと食べてきたものの集大成である」と。

この集大成という「結果」にはそれを生み出す「原因」があります。
そして、その「原因」の前にその行動を促す「選択」があります。
さらに、その「選択」をするために、「情報」を1つに絞っています。
正しい「情報」が正しい「選択」をさせ、正しい「原因」をつくり、正しい「結果」を生み出します。

これだけいろいろな情報が出ていますので、物事の本質を見極め、自分自身の心と頭で考え、正しい選択をできる力を養っていきたいものですね。

二十一世紀に生きる君たちへ

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(司馬さんの書斎)

「二十一世紀に生きる君たちへ」は
司馬遼太郎さんが自身の晩年に、未来を担う子どもたちに向けた書いた文章のタイトルです。

この文章を書き終えたとき、
司馬さんは担当の編集者に「長編小説を書くほどのエネルギーがいりました」と話したそうです。

自然のこと、人間のこと、歴史のこと、
この文章に触れるといつも心が洗われる感じがします。

以下、一部抜粋。

「むかしも今も、また未来においても変わらないことがある。そこに空気と水、それに土などという自然があって、人間や他の動植物、さらには微生物にいたるまでが、それに依存しつつ生きているということである。
自然こそ不変の価値なのである。人間は空気を吸うことなく生きることができないし、水分をとることがなければ、かわいて死んでしまう。
さて、自然という「不変のもの」を基準において、人間のことを考えてみたい。
人間は、 ーくり返すようだがー 自然によって生かされてきた。古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。このことは、少しも誤っていないのである。
歴史の中の人々は、自然をおそれ、その力をあがめ、自分たちの上にあるものとして身をつつしんできた。」

司馬さんの作品にお世話になっている人は、ぜひ一度は大阪の司馬遼太郎記念館に足を運んで欲しいです。
本人の当時の書斎、高さ11メートルの書架とそこにおさまる約2万冊の蔵書を眺めているだけでも普段味わうことができない気持ちを味わうことができるのではないか、と思います。