2016年 12月 の投稿一覧

玄関の手入れ

(明治天皇伏見桃山稜)

年の瀬ということもあり掃除ネタを。
玄関の手入れについての現段階での気付きをシェアします。

自宅はその人の氣を休め、1日のつかれを癒やす場所です。

特に人の顔にあたる玄関、お店の顔にあたる玄関のスペースがごちゃごちゃしていたり、床が汚れたりしていると風水の本でもよく綴られていることですが、その人のエネルギーや運を徐々に下げていきます。

玄関の手入れの原則としては
◯靴を出しておくのはお一人様一足まで▶2足以上置くと無駄な波動が出てエネルギーの流れが滯ってくる
◯床は拭き掃除でピカピカに磨く▶床という顔はいつも綺麗にして笑顔やツヤを絶やさないようにする
◯色や香りを使って明るく華やかな雰囲気を維持する▶守護霊さんやご先祖さまも明るく華やかな場所を好みます
の3つです。

上記3つだけなら10分もあればできますし、これをやると他の場所もきれいに掃除をしたくなってくるので不思議なものです。生きた食べ物は体のエネルギーになりますが、手を入れての掃除は特に心のエネルギーを増やしてくれるので幸せな気分になります。

神社の玄関にあたる鳥居のように普段から自宅の玄関を美しく保っていれば、いつも氣を休めることのできる場所になりうるということでこの写真(神社ではなく御陵ですが)を使わせていただきました。

自宅をエネルギースポットにしていきましょう。

強氣と弱氣

日々のコンディションについて、現段階での気付きをシェアします。

自分の絶好調のコンディションを100、あの世からお迎えがくる状態を0だとすると、
弱氣ゾーン:0〜70
未病ゾーン:70〜90
強気ゾーン:90〜100
の3つに分けられます。

【弱気ゾーン】
体の中を弱い気が流れ、体の一部の気が滯り、気が枯れてきている状態。現れる症状としては胃・腰・頭に痛みが出たり、咳が出たり、顔や髪や爪にエネルギーが行き渡らずツヤが失われてきます。行動としては病院に行ったり、薬を飲んで解決策を見出そうとするのが特徴です。

【未病ゾーン】
体のどこかに症状は出てはいないが、体が重く感じたり、寝付きが悪かったり、朝起きるのがつらい状態。呼吸が浅くなり、なんとなく本調子ではない感じがする。病院には行かないが、薬やサプリやエナジードリンクを飲んだり、マッサージだけで解決しようと体の外側からアプローチするのが特徴です。

【強気ゾーン】
体が空気のように軽く、朝の目覚めもよく、やる気に溢れている状態。

弱気ゾーンはすでに気が病んでいますが、未病ゾーンも気の流れが悪くなってきているので限りなく病気予備軍です。体に症状として出てくるのは「もう少し体をいたわってくださいね」という神さまからのお知らせです。

弱気ゾーンや未病ゾーンになるには100%習慣や心に原因があるので、まずはその目に見えない因果関係を知ることから健康と向き合うことがはじまります。

健康を大切にするということは、自分を大切にするということです。
人の中には「分け御霊」という神さまが宿っていますので、自分を大切にすることは神さまを大切にする、ということにつながりますね。

金鑽神社

都心から秩父方面へクルマで2時間ほど、埼玉県児玉郡神川村二の宮にある金鑽(かなさな)神社。
旧官幣中社で、むかしは武蔵国二の宮とも称されていたとのこと。
日本中のお社を25年以上かけて参拝されている阿波在住の女性におすすめいただき、氣になって参拝させていただきました。

ご祭神は天照大神と素盞嗚命。

このお社には本殿をおかず、背後の御嶽山(343m)をご神体としています。
旧官・国幣社の中で本殿がないのは金鑽神社のほかは大和の大神神社と信州の諏訪大社だけのようで、延喜式神名帳にも名を残す古社であることがうかがえます。

師走の朝の冷気と木漏れ日の組み合わせに冬の美しさを感じ、境内の静謐なエネルギーと徒歩15分ほどで登頂できる御嶽山の霊気に心身が軽くなり、自然への感謝の念が湧いてきました。

新緑の時節にまた再訪できたら、と。

人体の3つのサイクル その3


(エジプトの砂漠での日の出)

【午前4時  〜 正午】 ①排泄
【正午  ~ 夜8時】     ②消化
【夜8時 ~ 午前4時】      ③吸収

人体の3つのサイクル、最後に③の「吸収」についての現段階での気付きについてシェアします。

単刀直入に言うと、
夜8時から午前4時までにどれだけ良質な睡眠を確保できたかで、食べ物が心身のエネルギーに転化する総量が決まります。

仮に夜8時就寝、朝4時起きの人が享受できるエネルギーを100だとすると、
夜10時就寝だと75
0時就寝だと50
午前2時就寝だと25
といった塩梅です。

就寝する時間が遅ければ遅いほど、食事からのエネルギーを取り込めなくなるため、
体力の回復はあまり見込めず、目覚めがすっきりしないことでしょう。

ちなみに百寿者(センテナリアン)の大半は平均睡眠約8時間で夜8時就寝、朝4時起床というリズムで生きている、という統計の記事を時々見かけます。歳を重ねていくにつれ、その習慣が日の出と日の入りに寄り添っていくことは、人間が自然の一部であり、自然に生かされていることを証明しています。

余談ですが、「吸収」の時間帯のことを考えると、多くの旅館での夜の食事のスタートが夜6時であることや、京都の老舗料亭が夜8時に閉店を迎えることは人体のサイクルの観点からするととても理にかなっていて、人体にとても優しいシステムと言えます。

天寿、天命というのはありますが、排泄・消化・吸収の人体の3つのサイクルを意識して日々を生きることが、晩年になっても丈夫な心身を維持でき、人生を謳歌できる基盤になることでしょう。

人体の3つのサイクル その2

消化の時間

【午前4時  〜 正午】 ①排泄
【正午  ~ 夜8時】     ②消化
【夜8時 ~ 午前4時】      ③吸収

人体の3つのサイクル、今回は②の「消化」についての現段階での気付きについてシェアします。

食べ物の種類の違いによる消化の時間を図でまとめてみました。(時間は目安です)
食後に眠くなることがあるかと思いますが、この理由は消化活動に体内のエネルギーを使うからです。
消化活動で無駄にエネルギーを使わず疲れない体を維持していくには、消化時間の短いものから順にいただくことが理想です。

図からもわかるように、消化に時間のかかる王様は炭水化物とタンパク質の組み合わせで、
短くとも10時間以上は胃の中に滞留します。代表的なものは「丼もの」ですね。

尚、人間の身体の構造上、20時以降は消化活動がストップします。
「では、20時以降に食べた物はどうなるか」というと、それは未消化のまま、消化がスタートする翌日の正午まで胃の中に残り続けます。

胃に滞留している間に生ゴミのように胃の中で腐って老廃物となり、体内に臭いを残し、脂肪へと変わるので、丼ものをいただくのであれば、夜より昼の方が体への負担は減ります。フルーツも食後ではなく、食前の方が胃の中で滞留しないため、はるかにフルーツ自体の新鮮なエネルギーをいただくことができます。

外見に自ずとあらわれてくる美しさは胃腸の美しさから育まれるといっても過言ではないでしょう。

人体の3つのサイクル その1

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人体の3つのサイクルについて。

世界の名著25冊ともいわれる健康本のバイブル「フィット・フォー・ライフ」によると
人体の機能は1日24時間で8時間ずつ、大きく3つの機能に分かれている、と記されています。

【午前4時  〜 正午】 ①排泄
【正午   ~ 夜8時】    ②消化
【夜8時    ~ 午前4時】   ③吸収

この本を読んでから約12年、この3つのサイクルに則って生活をしてみた現時点での気付きをシェアします。

①の「排泄」の時間帯は体内にある不要なものをなるべく体外に出して綺麗にする時間のため、
起きてから正午までの時間に消化に時間がかかるものを摂取すると、
体が重く感じたり、集中力が散漫になりがちで、コンディションが下がります。

また、この8時間の時間帯に長く寝ていたり、消化に時間がかかる食べ物を摂取していると
排泄の力が弱まり、体内の不要なものが体外に出ていかないので、腸が綺麗にはなりづらく、
体内のエネルギーが首尾よく循環しないために、顔や髪や肌や爪のツヤが失われていく要因になります。

しかし、排泄の時間帯にお腹が空いた時に食べていいもの、排泄の力を促してくれるものがあります。
それはフルーツです。付け加えるなら、新鮮で水分の多いフルーツです。
フルーツは消化にほぼエネルギーを使わない、胃に負担のかからない食べ物なので、排泄の時間帯には最適です。

生きている体は日々の習慣の積み重ねからつくられるので、できる範囲で実践していきましょう。